ヤンゴンで奇跡の再開を果たしたお坊さんのイナサラがどんな街に住んでいるのか、どんな生活をしているのか気になったし、イナサラも「おいでよ〜」と快く言ってくれていたのでちょっと冒険してみます!!(実際電話で行くとは行ったものの、本当に行くと伝わってるか謎ではありますが)
前日、宿のスタッフに聞いてみると「聞いたことない街」との返答があったので、イナサラにもらったメモと自分の聞き取った地名(カタカナ)を頼りに経由する街をポイントしてみました。ある程度道順は見えてきたけど、実際にバスが走ってるのかわからず。。。最悪タクシーで強引に行くという保険を残しつつ出発することにしました。
とりあえずバス(YBS)でDagon Ayeyarまでは行けそうなので行ってみようと計画しました
改めて宿で別のスタッフに行き方を聞いてみるとバスでDagon Ayeyarというところまで行くとダイレクトバスがあるとのこと
有力情報ゲット!!探してた場所からあっさり行けそう!!
AM9:45
まずはスーレーパゴダのYBSバス停から61番バスに乗ってDagon Ayeyarへ行きます。
クーラーなしのバスで地味に暑い。。。
路線によってなのかわかりませんが、バスによって当たり外れがあります。
ヤンゴンの街は思っていた以上に広く渋滞もしているので街を出るまでに結構時間がかかりました
だんだんと町並みが田舎に。。。
AM11:38
約2時間ほどバスに揺られてDagon Ayeyarに到着
バスを降りると客引きが迫ってきます
とりあえず「ダヌピューダヌピュー!!」と言ってみると
「あっちだ!3つ向こうの通りだ!」
と言ってるので(たぶん)
そっちの方向へ向かうとまた別の客引き?が現れ
「タヌピュー!」というと
「こっちだー!」と謎のおじさんが言うので
「いくら??」
と聞くと「1800チャット(約130円)」
うん安い!とのことで謎のおじさん&少年について行きます(※よい子はマネをしてはいけません!)
向かった先にはしっかりとしたバスが
これでなんとかダヌピューまでいける!!
しっかりチケットも出してくれてすんなりとタヌピュー行きのバスに乗れました
車内も意外と広くて快適です。乗車してしばらくすると。。。
しばらくしてバスには車内販売??の人が乗ってきます、停車するたびに乗ってきたり、窓際で売っていたりします。
昼ごはんを食べ損ねたので揚げ物を購入
これとサービスでもう一袋もらっちゃいました!!
そしてポリポリ食ってると隣に座っていたお兄さんがスマホを差し出してくるのでなんだ?と思ってると一緒に写真撮ってほしいらしい(笑)
ってことて一緒に撮影したりして、お兄さんにひまわりの種もいただいちゃいました!
ミャンマーの人優しすぎるー!!
イナサラが言っていたサーマラという街を通過し、大きな川を越え
一応行きたい方向には向かっているようですが
そしてタヌピューが近づいてきました。
どうも最終目的地はパゴダらしいのでとりあえずそこまで行くことに
PM14:25
ヤンゴンから出発して約4時間半、ダヌピューに到着
さぁイナサラに連絡するかーと電話をかけると。。。なんと残りの通話時間がないらしくかけれず。
ここにきてシム終了!!
まぁ電話かかってくるのを待ちますか〜と
おそらく目指している場所ではないですが
バスが到着したパゴダを見学してみることに
結構立派なパゴダでした、見学していると、お坊さんに案内され
事務所?のような場所へ。なんかこれは怪しいやつなのか??と思いつつ向かうと
そこには木を輪切りにしたものがあり、そこに人などが写し出されているというもので、昔から保管されている物だそうです
木の左上にある写真には白い人のような物が写っていますが、これは消えてしまったんだとか
これはパゴダが写ってるって言ってたかな??
そしてすぐ後ろの仏様にお参りすると
木か竹のような物に書かれた物を見せてもらいました。これはなかなか貴重な物っぽい。。。
その後お茶でも飲んでいきなさいと言われ、お茶をいただきつつ
「この街にいるイナサラを探してる」と言ってみると
「知ってる知ってる」との返事
そこで彼の家に泊まりに行くということを伝えると
「ホテルに泊まらないとだめだよ」と言われました
そりゃお坊さんだからホームと言ったって普通の家とは違いますからね。。。
と思っていましたがイナサラに連絡をとってもらうと
なぜかオッケーとの返事が!
そしてバイクで送っていってもらえることに!!ありがたい。。。
なんとかイナサラの家にたどり着きました
よかったー!!知らない街で途方に暮れなくてとほっと一息
家といってもここはお坊さんの学校!詳しいことはわかりませんが。。。こんなところに泊まっていいのか??と思いつつ
早速荷物を置いて、イナサラのティーチャーという方に挨拶をしにいくことに
今までお坊さんとは街ですれ違うぐらいだし、お坊さんは女性とは話すこともできないと言われていたりお坊さんとの接し方がわからない二人
少し緊張しながらティーチャーのもとへ向かい挨拶へ
日本から来た二人ですと英語が堪能なお坊さんが話してくださったようで
「そして何日いてる??」と急に聞かれ
「7日くらい??」と聞かれたのですが飛行機の予約もしてるので
「3日!!」と答え三日間お世話になることになりました
その後少し念仏を唱えて挨拶が終わり、戻ろうとすると、写真撮る??と言われなんとティーチャーと一緒に写真を撮ることに!
緊張気味の二人(笑)
そして部屋に案内してもらうと
どうもこの一室を貸していただけることになりました。お客さん用の部屋なのかな??
そしてしばらくすると。。。
おぉ。。。
どうも近くにある他の学校の子供たちで、説法を聴きに来たのかな??内容はわからなかったけど
ちゃんと聞かないとダメだよ!まぁ珍しい人がいるから気になっちゃうよね(笑)
その後少しだけ外を散歩
お坊さんが、草刈り機で作業していたり
新しいバスルームの設置工事をしていたり
セパタクローをしていたり、なかなか街では見られない姿を見ることができました
どうもこの場所は学校のような役割を果たしている場所だそうです。詳しいことはわかりませんが。。。
そしてシャワー(水浴び)をして、晩御飯
お坊さんは午前中しか食事ができないので
僕ら二人のために食事を作って下さったようです
ご飯と魚と、サイドメニューと美味しいご飯でした!
英語が堪能なお坊さんが作ってくれたようで、スープはノーケミカル!!と言ってました。エビからダシを取ったスープで美味しかったです!!
食事をいただいた後パスポートのチェック、明日の朝イミグレでチェックするとのこと
(この時チェックする理由はわかりませんでしたが、後に問題が発覚しました)
部屋へ戻るとイナサラに日本語を教えてあげたりミャンマー語を教わったり。。。
ミャンマー語、なかなか発音が難しいです。。。
音の強弱でも言葉が変わるので覚えたとしても聞き取りはなかなか難しいかも。。。
三日間ミャンマー語を教えてくれるとのことでしたがどこまで覚えられるかな??
そんなミャンマー語講座の最中に
バンッと停電
暗くなったと思ったらろうそくが出てきました
なんか雰囲気あっていい感じ??
その後しばらくして復活しましたが、たまに扇風機がうまく回らないくらい電気が不安定な状態になったり、電気が不足しているようです
そんなミャンマー語講座も終わると蚊帳を張ってくれました!
ミャンマーはどこに行っても蚊が多いので悩まされてましたがこれなら大丈夫そう!!
まだ時間が早かったので少し部屋の外をプラプラしていると
パソコン発見!!キーボードを見てみると
おー!!ミャンマー語だー!!まったくわからーん!!
日本語のキーボードを見せて盛り上がっていると
お坊さんがスマホを出して翻訳アプリ(VoiceTra)を起動
使ってみると結構会話はスムーズにできます。
ただ宗教関係の話になると翻訳は難しいようで苦戦。
でもいろいろと話せたことがよかったです
ひとつ気になっていたのが、女性との会話はしてもいいのか?ということ。ラオスやミャンマーやタイでは多くのお坊さんを見かけることがあり、色々と調べていると注意喚起で女性は話したり触ったりしてはいけないと言われています。ですが、イナサラをはじめ、ミャンマーではちょくちょく女性と話をしていたりする姿も見られるので不思議に思っていました。なので
「女性と会話をしてもいいんですか?」
とストレートに聞いてみると
「そういえばそうですね」的な返しが(笑)
会話の内容にもよるのかな??
「これくらいなら大丈夫です」と言ってました
詳しいことはわかりませんがある程度なら大丈夫らしい
あと、死んだあとの事についても語りました
「極楽浄土ってなんだかわかりますか?」
という問いかけに答えられず。。。
んー仏教といえども、今までそこまで宗教に関して意識していなかったし、考えてもなかったです。ただ世界一周に出て宗教に関する内容の観光地が多くいろんな事を考えさせられますね。
会話も終了し部屋に戻ったあと、なんとなく部屋の外に出てみると外のシャッターに鍵がかかってる!!と思ったらイナサラが出てきてシャッターの鍵の場所を教えてくれました。安全対策でかけてるみたいです。
すこし外に出て、敷地内にあるパゴダを見せてくれました
スラマニパゴダ
2010年に建てられたものです。中には建てられている時の写真がありました。お坊さんたちがせっせと作業している姿が見られました。
そしてパゴダと記念撮影
田舎街ということもあって星空が綺麗でした
明日はどんな一日が待ってるんだろうか??
世界一周:52日目(ミャンマー:5ヶ国)
<通貨>
ミャンマー:チャット(100円=約1365チャット)
<移動手段>
徒歩、バス
<宿泊>
「チェンダージチョンタイッ」(聞き取ったミャンマー語)