世界一周のために打った予防接種について

世界一周のために打った予防接種について

世界一周に必要な予防接種は行く場所によって変わってきます。私たちの場合について書いていきます。

海外では予防接種を打っていないと入れない国や、様々な感染症のリスクがあるため、予防接種が必要となります。
また、一度の予防接種だけでは効果が低いものもあり、4週間後、6〜12ヶ月後と期間をあけて2、3回打つ必要があるため早めに計画しなければ間に合わなくなるので注意が必要です。

予防接種の条件

打つ予防接種を決めるために必要な条件は「どこへ行くのか」「いつ出発するのか」「どこで接種するのか」の3つです。

私たちの予防接種の条件

どこへ行くのか
→世界一周(日本→東南アジア→ユーラシア大陸横断→アフリカ大陸周遊→ヨーロッパ周遊→アメリカ大陸→イースター島→ニュージーランド→オーストラリア→東南アジア→日本)する予定。

いつ出発するのか
→出発は2019年1月

どこで接種するのか
→タイで済ませることができるものはタイで済ませたい。(国内よりタイの方が安く受けられるため)

予防接種の選定

上記の条件からネット上で色々調べれば何が必要で、何が不要なのか、いつ打つべきなのか大体わかります。予防接種の候補としていくつか自分たちで調べてみました。

予防接種の候補

・A型肝炎
・B型肝炎
・破傷風
・日本脳炎
・狂犬病
・腸チフス
・黄熱

しかし人によって打つ内容は変わります年齢によっては子供の頃に受けた予防接種が効いていたりする場合もあり。この候補にあげた予防接種が本当に必要なのか判断が難しいです。なので予防接種センターに相談してみました。

相談した予防接種センターからメールでアドバイスをいただくことができました。アドバイスの内容をまとめると・・・

接種する必要があるワクチン

・A型肝炎・B型肝炎混合【3回】
・4種混合(DPT3種混合《破傷風ジフテリア百日咳》とポリオ)
・日本脳炎
・麻疹風疹おたふく水痘の抗体検査(検査による不足分内容を追加接種)
・狂犬病ワクチン【2回】
・腸チフスワクチン
・黄熱【2回】

日本出発前に接種するワクチン

・A型肝炎・B型肝炎(輸入A+B混合)【初回、4週後】(4週間隔)>>> 東南アジアへ行くために済ませて置きたいワクチン※3回目はタイで接種
・日本脳炎 >>> 国産が最も有効で安全
・4種混合(DPT3種混合《破傷風ジフテリア百日咳》とポリオ)
・麻疹風疹おたふく水痘 >>> 抗体検査の結果によっては必要

タイで接種するワクチン

・A型肝炎・B型肝炎(輸入A+B混合)【初回より半年後】
・狂犬病ワクチン (Rabies)【初回、4週後】
・腸チフスワクチン(Typhoid)
・黄熱(Yellow Fever)

※A型肝炎・B型肝炎の予防接種は輸入ワクチンでないとタイで3回目を受けることができない。
※世代によっては破傷風単独は効果が無く副反応を増やすため打ってはいけない。

上記内容でアドバイスをいただいたのでその通りに受けることにしました。A型肝炎に関しては日本で受けるのであれば国産の方が安いです。ただ持続力に関しては輸入の方が長いそうです。1つの病気に対して予防接種はいくつかの種類があるのでその辺りの良し悪しは予防接種センターに相談してみましょう。

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実際に接種した予防接種

次に実際の期間や費用について書いていきます。世界一周への出発は2019年1月の予定です。

日本にて接種

1回目(2018年7月)

・A型肝炎・B型肝炎(輸入A+B混合)【1/3回目】※東南アジアへ行くために済ませて置きたいワクチン
・日本脳炎 ※国産が最も有効で安全
・4種混合(DPT3種混合《破傷風ジフテリア百日咳》とポリオ)
・麻疹風疹おたふく水痘の抗体検査

料金
(A型・B型混合)14000円+(日本脳炎)6500円+(4種混合)10300円+(抗体検査)5200円 = 36000円

2回目(初回より4週間後・2018年8月)

・A型肝炎・B型肝炎(輸入A+B混合)【2/3回目】
・麻疹風疹おたふく水痘の抗体検査による不足内容
料金
(A型・B型混合)14000円+(不足内容<麻疹・風疹・おたふくかぜ混合(MMR混合・輸入)>)10000円 = 24000円

3回目(初回より3ヶ月後・2018年10月)

・抗体検査(免疫が付いてるかどうか確認)
料金
(抗体検査MMR3セット検査)4200円+(HA・HBs抗体検査キット)2600円 = 6800円

合計(日本にて接種)

(1回目)36000円 (2回目)24000円 (3回目)6800円 = 66800円

タイにて接種(スネークファーム)

1回目(初回より6ヶ月後・2019年1月)

・A型肝炎・B型肝炎(輸入A+B混合)Hepatitis A&B(Twinrix)【3/3回目】
・狂犬病ワクチン (Rabies)【1/2回目】(4週間隔)
・腸チフスワクチン(Typhoid)
・黄熱(Yellow Fever)

当日の記事>>【タイ】スネークファームで予防接種&在タイ日本大使館にてサイン証明

料金
登録料20バーツ+ワクチン代(診察料込)3150バーツ=3170バーツ

2回目(初回より7ヶ月後・2019年2月)

・狂犬病ワクチン (Rabies)【2/2回目】

当日の記事>>【タイ】スネークファームで予防接種と蛇のショー&ヒューマンボディーミュージアム

料金
ワクチン代(診察料込)400バーツ

合計(タイにて接種)

(1回目)3170バーツ +(2回目)400バーツ = 3570バーツ(約12000円)

日本では「A型肝炎・B型肝炎(輸入A+B混合)Hepatitis A&B(Twinrix)」一回で14000円だったのに対し、タイでは全て合わせても約12000円ほどとかなり安く済ますことができました。

全ての予防接種にかかった費用と期間

費用:(日本にて接種)66800円 +(タイにて接種) 3570バーツ(約12000円)= 約78800円
期間:7ヶ月(出発前6ヶ月)

※価格は実際に摂取した際の価格を記載します。

タイで少しだけ安く受ける事ができたといっても思っていた以上に高くつきました。でもこればっかりは自分の安全のために打つ必要があるので仕方ないですね。

まとめ

以上が私たちの接種した予防接種の種類と値段と期間です。値段は合計で78800円とかなり高額になりますが旅で病気にかかった時の事を考えると予防のために接種しておくべきだと思います。期間に関しては出発前に約半年もかかるので前もって計画しておかなければしっかりとした予防接種を受ける事ができないのできおつけましょう。

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