今日からチャーター便での帰国へ向けて移動。まずはダルエスサラームでチャーター便のチケットを購入するためにパジェからダルエスサラームへの移動です。
朝から雨。
宿のシンバ(猫)とボンゲ(犬)との別れが寂しい。シンバ=ライオン、ボンゲ=太っちょという意味らしい。彼らはちょうど私達がパジェに到着した頃に拾われて宿にやってきた。
宿にやって来た頃の写真の2匹。そして下の写真は最近の写真。
1ヶ月ほどで2匹ともすくすく育っている。これからもずっとこの宿の看板犬、看板猫として育って行って欲しい。しかし観光客が来ないため私達が滞在させてもらっていたゲストハウスも客がいない。この先どうなるかわからない状況なので今後が心配ですがこれからも2匹元気に暮らして行けることを願ってお別れしました。もし将来この子たちをパジェで見かけた方は私に写真送ってください!!お願いします。
12:30発のフェリーに乗るために9時にパジェを出発します。
タクシーでパジェからストーンタウンのフェリーターミナルまでは60000シリング(約2800円)。ザンジバル内にはダラダラという乗り合いバスがありそれに乗れば1人3000シリングで行けるんですがタクシーはその20倍。。。高すぎるけどダラダラは完璧な密なので却下。
台風のような雨の中、コーランが流れる車内。子守唄のようで眠たくなってくる。コーランはどうも苦手なようで、車酔いが増幅されます。。。(気のせい?)そしてコーランが流れるこの車は日本の中古車。
だいたい日本の定期点検シールはなぜか貼ったままです。アフリカは日本車が多くてたまにここ日本かな?なんて思ったりもします。それにしても・・・全然前見えてへんけど大丈夫なの!?
ストーンタウンが近づくにつれて街中にはマスクを付けている人が出てきました。そしてこんな車も。
名古屋走ってたんだろうね。そして渋滞にはまる。。。
この左前に見えてる車がダラダラ。ゆっくり走りそうな名前だけどめちゃくちゃ飛ばすしすし詰め状態です。
このトラック意外にも日本から輸入されたマイクロバスも利用されています。そしてトラックの荷台で雨が降ってるからか、頭だけ被っている人。。。
意味があるのか。。。この渋滞待ちの車の間を歩きながらマスクを売り歩いている人もいました。たぶん布マスクかな。ブラブラとぶら下げて持っていたけど、そんな野外に掘り出された状態で持ち歩いてると逆にウイルスをどっかでもらいそうだな・・・
大きな広告看板にはコロナウイルスの注意点が書かれていました。
4番目は肘でドアを開けるってこと??
ザンジバル内でもこんなに街の雰囲気が変わるとは思ってなかったのでびっくり。。。
ストーンタウンに到着してチケットを購入
今回はアザム社の昼12:30発の便でダルエスサラームへ向かいます。チケット売り場はフェリーターミナルから少し北側にあります。地味に遠い・・・
外国人は左側のカウンターで購入できます。エコノミー席(35ドル)があいてなかったのでビジネス席で1人45ドル。フライングホース社の方が安いがザンジバル初は夜行便で長時間乗船になるので今回はアザム社にしました。
フェリーターミナルの入り口では手洗いをしてからチケット、パスポートの確認をして入場できます。そして建屋の入り口(Departure)でもチケット、パスポートの確認と紙が渡されるので記入します。提出後荷物にタグをつけてもらって荷物チェック。
その後またチケットを確認して待合場所まで入れます。何回チケット見せんねん。。。
待合場所でのマスク装着率は8割ぐらいといったところか。でも慣れないのか鼻を出してみたり顎につけてみたりしている。でも私たちがザンジバルに来た時は誰一人つけてなかったから大きな変化である。マスクは普通の使い捨てマスクを使っている人もいれば、防塵マスクの人もいるし、アフリカ布で作られたカラフルな物を利用している人もいました。
バキバキのベンチの下で眠る猫
ザンジバルの猫は綺麗な子が多い印象でした。大事にされてるのかな。
搭乗が始まった。
マスクはつけるけどソーシャルディスタンスについてはあまり気にしていないようです。前の人とスペースを空けると後ろからプッシュされます(笑)桟橋では船に乗る前にマスクを付けていない人に対してはマスクが配られていました。マスクつけている人はそのままスルー。もらえるかと思ったけど残念。
こちらがアザム社のフェリー
速そうです。時間としてはフライングホース社より1時間早い2時間でダルエスサラームに到着します。乗船前に大きな荷物を預けて乗船。
船内はとてもきれい。ビジネス席はこんな感じです。足元広々でリクライニングもできて快適。と思っていたけど出発してしばらくするとここでも、コーラン??
旅のためのお祈りが終わり、船のスピードが上がり始めるとかなり揺れます。上下の揺れがヤバイ。。。普段船酔いはあまりしないんだけどマスクの効果もあってかちょっと頭痛が。。。
周りのタンザニア人も結構酔っていたようでスタッフが動き回ってエチケット袋を渡していました。なんとか酔いに耐えて2時間でダルエスサラームに到着。
船を降りると、荷物運び、タクシー運転手が迫ってきます。ここでもほぼみんなマスクを付けていました。預けた荷物は乗客が降りてから出されるので荷物を預けた人でフェリー降り場はごった返しています。なので側しばらく離れて人が減るのを待っていると
バックパックを持ってるのは自分たちぐらいなのでスタッフ?(多分荷物運び)の人が「荷物あっちだよ〜」と案内してくれました。
もちろん集まってくる荷物運びもタクシーの勧誘もいりませーん!と言ってウーバーでタクシー拾います。ちなみにタクシーの運転手に「このホテルまでいくらなん?」と値段を聞いてみるとウーバーの3倍以上の値段でした。同じならいいけど流石に高すぎ・・・
フェリー乗り場の入り口も多くの人で賑わっています。
ってことでウーバーでホテルへ向かいました。
向かってる最中に見つけたマスクを歩き売りしてる人。これはネオプレン?っぽい伸縮性のある生地で作っていました。
ホテルに到着すると何か様子がおかしい。
警備員が入り口に立っているけど、扉が閉まってる・・・まさかと思ったらやっぱりホテルはクローズしているようで2週間?2ヶ月?(警備員はツーイヤー!!と言ってた)クローズなんだとか。ってか・・・booking.comで予約してるんですけどー!!
なんか久しぶりにこのパターン
いいのか悪いのか。。。当日キャンセル可能な宿だったので即キャンセルしました。とりあえずホテルの前でスマホと睨めっこ。するとタクシーの運転手がやってきて「あっちのホテルは開いてるぞ」と言ってくる。きっと開いてるんだろうけど値段はわからないので却下!
近くに安い宿を見つけたけど、実際開いてるのかわからないので嫁さんに荷物番してもらって見に行くことに。
入り口は暗くい。。。やってないのかな〜と覗くと奥から宿のおじさんが出てきた。カウンターの下をゴソゴソしたと思ったらマスクを出して装着(笑)
「一応付けるんや」と思わず笑ってしまった。おじさんも付けながら笑ってる。なんか面白いおじさんだった。
部屋は空いてるようだったので今日はここに泊まります。
「SAFARI INN」
52000シリング(約2400円)/ACダブルルーム・ホットシャワー付き
キッチンがないので調理が不便だけど仕方ない。ファンとACがついているというなんとも贅沢な宿です。蚊帳までついてるし完璧!
宿に荷物を置いて、昼ごはんを食べる場所があるのか周辺を歩いてみたけど多くの店が閉まっている。日曜だからか、ラマダンだからなのか??はたまたコロナウイルスだからなのか?よくわからない。結局昼ごはんは宿の前にあるローカルのお店でチップスと串焼きを食べた。
2800シリング(約130円)とありがたい価格です。
治安が悪いと言われるけど雰囲気的には特に悪い雰囲気は感じなかった。物乞いの子はいたけど別の子には写真を撮ってくれ!と言われたので撮ってあげた。
時間や場所によっては悪い場所もあるだろうけど、フレンドリーな人も多い印象でした。チナチナ〜!って言ってくるけどね。
そして近くにあったショッピングモールで水とインスタント麺を調達しました。
久しぶりにでっかい水。これでダルエスサラーム滞在中は足りるかな。
明日はチャーター便のチケットを購入しにカタール航空のオフィスへ行きます。恐怖の支払い。。。
チャーター便の料金は2650ドル!!この旅最大の出費となってしまいました。
まぁチャーター機に乗ることなんて滅多にないだろうしいい経験になるかなと前向きに捉えることにします。
でも問題はダルエスサラームに来たけど何しよう・・・アフリカ布の物色でもしに行くかな。かと言って感染者が増えているのであまり出歩きたくもない。ん〜悩ましい。
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ありがとうございます。
世界一周:474日目(タンザニア:25ヶ国目)
<通貨>
タンザニア:タンザニアシリング(100円=約2150シリング)
<宿泊>
「SAFARI INN」
52000シリング(約2400円)/ACダブルルーム・ホットシャワー付き