インドもネパールから入国して約一ヶ月半。ようやくインドの最南端カニャクマリまでやってきました。カニャクマリ(コモリン岬)はインド洋、アラビア海そしてベンガル湾が交わる場所。そしてヒンドゥー教の聖地でもあります。
夜行バスでチェンナイからカニャクマリへやってきました。今回使ったYBMバスのスリーパーはクッションがよくてなかなか寝心地がよくて爆睡。スタッフに起こされたと思ったら既にカンニャクマリに到着してました!!
バスが到着したのは観光地への入り口付近。宿は近くにとっていたのですぐに宿にチェックイン。
「Hotel John」
一泊600ルピー / ダブルルーム・シャワー、ファン付
チェックインしてしばらく部屋でのんびりしているとベルが鳴った。出てみるとおじさん(たぶんスタッフ)が「チャイいるか?」的な事を言ってるのでいくらか聞くと10ルピーとのことだったのでお願いした。たぶんもうちょい安いチャイをどこかで買ってきて入れてくれるんだろう(笑)
でも私たちの部屋は4階なので買ってきてもらえるならありがたい!ちょっとしたルームサービスだが嬉しい。チャイを飲んで休憩してから街に出てみることに。
日差しは強いが気温はそこまで高くなくて意外と快適
建物がカラフルで散歩してるだけでも楽しい街です。そんなカラフルな街の中に真っ白な教会が見えてきました。
「ランソム教会(Ransom Church)」
青空に映える真っ白な教会はとても存在感があります。カニャクマリはヒンドゥー教の聖地と言われていますが、キリスト教の教会もあります。
教会の中にはお祈りをする人が数人いるだけでとても静か
教会内も真っ白ですが、ステンドグラスから差し込むカラフルな光が綺麗でした。
教会から少し北側にビーチと書かれていたので行ってみた
ビーチというか漁港というくらい船が止まっていました。船もなんだかカラフルです。
ビーチからは大きな像と宮殿のようなものが見えます。「ヴィベカナンダロックメモリアル」と「サーウーバルバーの像」というものでカンニャクマリの人気観光地です。
ビーチの周辺にはにはキリスト信者の方々のお墓が並んでいました
街中にはキリスト色が強い場所もありますが、ヒンドゥー教のお寺もあったり宗教が混在しています。
街中を散策しながら「ヴィベカナンダロックメモリアル」と「サーウーバルバーの像」へ向かいました。
「ヴィベカナンダ ロック メモリアル(Vivekananda Rock Memorial)」
海沿いを南に向いて歩くと見えてくる島の左側が「ヴィベカナンダ ロック メモリアル」そして巨大な像は「ティルヴァッルヴァルの像」です。
島へは船で渡って向かいます。船乗り場はここ
船は船50ルピーで乗れます。船乗り場には大人数が来ることがあるのか、多くの人が並べるような作りになっていました。ヒンドゥー教の聖地とあってか催し事があるとかなりの人が集まるんでしょうね。理由はわかりませんがこの日は「ティルヴァッルヴァルの像」のある島には渡れないようでした。
こちらが渡し舟です。
船に乗る際には全員救命具をつけなければいけません。まぁつけてない人もいますけど(笑)
10分ほどで「ヴィベカナンダ ロック メモリアル(Vivekananda Rock Memorial)」に到着
この島は全体が岩でできています。
ヴィベカナンダ ロック メモリアルはこの上で瞑想を行い悟りを開いたスワミヴィヴェカナンダを讃えて1970年に建てられたそうです。そのため瞑想スペースも設置されています。実際に中に入ってみました。
薄暗い室内には音楽?お教のようなものが流れてました。早速ヴィパッサナーで学んだ瞑想をしてみましたが音があると気になって仕方ない(笑)
風が吹き気持ちのいい場所でした。写真を何枚かインド人と撮影して楽しみました。
なぜかトイレの看板の前で(笑)インド人写真好きだなぁ。
すぐ隣には「サーウーバルバーの像」が見えます。
帰りの船は少し並びました。待機する場所には屋根がついててありがたい。。。
船で戻って船着き場からさらに南にあるカンニャクマリテンプルへ行ったもののしまっていました。昼は開いてないのかな?
なのでさらに南にあるインド最南端へ!!
ここがインド最南端!ちょっとしたビーチになっています。
ここがインド洋、アラビア海、ベンガル湾が交わる場所。綺麗な海です。
せっかくなので少し足を浸けてみると冷たい!!てっきり気温が高いのでぬるいと思ってましたがそんな事はない。。。
インド人は楽しそうに浸かっていましたけど。
最南端から少し北側に歩いて行くと不思議な建物を発見
「ガンジーマンダパム」
ガンジーに関する写真が展示されています。
建物の上に上がると展望スペースもあります。
展示場所の真ん中には台のようなものがあります。
ここに天井に開いた穴からガンジーの誕生日10月2日の12時に一度だけ日が差し込むんだとか。
と案内してくれる管理人と名乗るおじさんから津波で被害を受けた地域なので寄付してほしいと言われ1人50ルピー寄付した。記帳もしてるからちゃんと使われてると思いたいけど。。。どうなんだろう??
カニャクマリにも「Lassi Shop」を見つけたので向かっていると謎の標識を見つけた。
飛び出し注意??ハンドバッグ持ってる??なんか不思議。。。
途中でチャイを飲んで「Lassi Shop」でラッシー(笑)
いろんな種類を試してます。これなんだったけな・・・忘れてしまった。
ラッシーを楽しんでいる間目の前に座った男の子のシャツにTOKYOの文字が。
ニューヨーク、パリの次が東京なんだ。。。
宿へと戻り夕方まで過ごして夕日を観に行くことに。最南端から3キロほど西にある海岸へ。
ガンジーマンダパムのあたりでサンセットポイントと客引きを行ってるバスを見つけたので乗り込んで向かうことに
サンセットポイントから少し手前で降ろされここから歩いて行くようです。
綺麗に整備された道が続きます。
サンセットポイントの海岸には多くの観光客がすでにスタンバイ中
ここでシャカシャカを見つけて購入。私たちは勝手にシャカシャカと呼んでいましたが名前はベルプリ。
米やひよこ豆で出来たスナックに玉ねぎや豆を入れてスパイスを振りかけたお菓子。何気に美味しくてハマっちゃいます。
何も言わずに注文するとめちゃくちゃ辛いので注意・・・・風が強くて食べるたびにポロポロ飛んでいく(笑)
岩場におちついてのんびりと日が沈むのを待ったがこの日は雲がかかってきた・・・
日が沈みだし空が染まって来るとインド人のセルフィータイムが加速する(笑)
そこ撮ってたんだけどなぁ〜(笑)
みんな岩場で撮影会。セルフィーのこだわりはすごい・・・
綺麗な夕日を見る事が出来てよかった。
帰りははバスを捕まえられなかったので歩いて帰ることに
ホテルの近くには5ルピーやら10ルピー均一のような店が乱立している。
全てが5ルピーではなく一部が5ルピーなんだけど、日本円で10円にもならない値段なのでこれでよく成り立つなと関心してしまう。
そして昼間開いてなかったカニャクマリテンプルへ行ってみることに
「カニャクマリ テンプル(Arulmigu Bhagavathyamman Temple)」
中へ入ってみると入場料は50ルピー。でも入場料なのかなんなのかはよくわからない。内部の撮影は不可です。
このお寺に入るためには男性は上着を脱がなければならないという決まりがある。肌を露出してはいけないというのは今までいろんな場所であったが、逆に上着を脱ぐというのは初めて。なんだか恥ずかしい。。。
カニャクマリテンプルを出るとちょうど結婚式だったのか頭にカイワレ大根?のような物をのせた人たちが歩いて行った。
そして夜になると宿の近くに現れた屋台。
どうも魚が食べられるらしい。別のお店で晩御飯を食べてしまったのでまた後日行ってみよう!!
ってことでカニャクマリ観光はこれで終了というような感じがしていたけど余裕を見て宿を2泊予約してしまっていた・・・
明日何しよう??とググっていると展望の良さそうな山があったので登りに行ってみることにします!!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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