今日はネパールからインドへ入国。ルートはポカラから国境(スノウり)へバスで行き、その後歩いて国境を渡りバスでゴーラクプル or バラナシへ向かいます。
インドへと向かう前に安くて(一個30ルピー)美味しいというパン屋さんへ行ってみた
「KUMAR BAKERY」
外観はパン屋かどうかわからない。というか商品が陳列されてなかったのでもうなくなったか?と思ったが奥に焼きたてのパンが置いてあった。
おじさんが「これはどうだ?これもどうだ?」と乗せられ5個も買ってしまった(笑)
場所はここ
クロワッサンやアップルパン、シナモンロールといろいろ種類はあったが基本的に生地は同じなので、1個目はいいが、その後は同じ味で飽きてくる。1個30ルピーだからと言って大量に買うのはよくない。
国境(スノウリ)行きのバスは7時ごろに出発するとのことで6:20ごろ宿を出発した
バス停に到着すると客引きがやって来るのでバスを見つけるのは簡単だったが、もしかしたら別の場所で買えば安かったかも。700ルピーでスノウリまで。
バスはこれ
「サクラトラベラーズ」サクラは桜の事だろうか?
座席は自由席なので早い者勝ち。だが出発時は乗客がいなかった。出発後、料金徴収のおじさん(なぜか二人)が走っているバスの扉から身を乗り出して客を捕まえていく
気がついたらバスは乗客で満車になった。
途中寄り道して休憩。ここでダルバートを食べた。
これがネパールで最後のダルバートかと思うと少し寂しい。
休憩後、窓から吹き込む風が涼しかったがどんどん南下していくと熱風に変わってきた。
一応乗り換えなしで国境の街に向かうと思っていたが途中で乗り換えた
14:40 Bhumahi choukでバス乗換
乗り換えて45分ほどでバスは終点
15:30「Bhairahawa Bus Park」
ここから国境まではまだ3キロほどある。選択肢はバス、リキシャ、タクシーだろう。
とりあえずバス停にいた人に聞いてみた
「国境どうやっていくの?」と聞くと
「このバス停から外に出ればローカルバスが来るよ」
との事で外の道沿いに出て待つことに
しばらくしてやってきたローカルバスに乗り国境へ
「ボーダー??」と聞けば何かしら反応してくれるのでその反応を見て乗りましょう。
結局国境手前で渋滞にはまり国境まで歩いた
国境手前で出国前に両替。いくつかお店がありますが、声をかけてきたバスの客引きに教えてもらったお店で両替しました。
(ネパール)Rs17075→(インド)Rs10405
一応スマホアプリでレートの確認して悪くなかったのでそのまま両替。
ネパール側で出国手続きへ
イミグレーションオフィス(ネパール)
用紙を渡され記入して終了。そしてネパール出国です。
続いてインド入国
インド入国時の荷物検査前でパスポートチェックされ、荷物検査が厳しいと聞いてたけど「どうぞ〜」と案内され荷物検査はスルーでした。同じタイミングで入国していたネパール人はきっちりチェックされてたから運が良かったのかもしれない。
そしてインド入国!!だけどイミグレはここにはない。
看板には800mと書かれている。イミグレーション遠っ!仕方がないので歩く。
イミグレーションでパスポートを出すと、確認しながら携帯電話をポチポチしてるなと思ったら「30分待って」と言われ、30分待機するもその後変化はない。どうも停電でパソコンが動かないらしい。
困った。。。国境から次の目的地「バラナシ」行きのバスは17時発(最終)なのに、すでに時間は17時ってことでバラナシに直接行く手段は断たれた。
するとイミグレスタッフが急に動き出した。停電が回復したようでパソコンの電源を入れ、通常のイミグレ手続き開始!!一瞬でイミグレ手続き完了しました。もう少し早ければ良かったんだけどな。。。
イミグレから出ようとすると
「ゴーラクプル行きのバスがあるよ」と誘われ
どうせふっかけてくるんでしょ??と思いつつ値段を聞くと
「1000ルピー!」
と言う、やっぱりふっかけてきたな。少しは下がるだろうと思って
「高い!!」と言うと
なぜか170ルピーに下がった。
え?めちゃめちゃ良心的やん。間違えて言ったのかふっかけてきたのか謎だがエアコン付きで綺麗なバスでゴーラクプル向かいます。
イミグレで出会った釜山に住んでる韓国人と一緒に
エアコンが効きすぎて逆に寒すぎる!でもインドのバスってこんなに綺麗なんだなぁ〜とネパールのバスと比べて関心していた(すぐに裏切られることになるが)
インドに入るとネパールからガラッと雰囲気が変わった。それは道が平らなこと。
バスがスムーズに走る!!激しい追い越しはネパールと変わらないがバスの上下運動が少なくなったのがとても快適に感じた。
20:00 ゴーラクプルに到着。とりあえず電車のチケット買いに駅に向かう
駅がなんだか。。。ラブホテルのよう(笑)
中に入ってチケット売り場でチケットを購入しようとするものの「あっちで買って」と言われた場所に行くと「ここでは売ってない」と言われたらい回し(駅のスタッフだから騙されたわけではないと思うんだが・・・)
理由がよくわからない。チケットどこで買えんねん!!(下調べなして来るからこうなる)
今日の列車は無理だ。。。諦めて飯でも食おうと客引きに「Wi-Fiがあるよ」と言われて入った食堂で適当に注文したら、カレーのセットが出てきた。
なにも考えず注文した結果、ご飯以外全部辛い。インドの洗礼を受けてしまった。。。この辛さずっと続くとヤバイな。
ヒーヒー言いながら食べつつ(味は美味しいんだけど・・・)Wi-Fiで調べようとするのの、WiFiはない。店員さんに言うとテザリングで繋いでくれたけどそれも遅すぎて使えず。。。
「これがインドか」
と色々諦めたその時、食堂の横を見てみると「ツーリストオフィス」の文字が見えた。もうこうなったら手数料取られても仕方ない!って事でツーリストオフィスへ駆け込んだ。バラナシまではタクシーか電車で行けるとのことだったが、電車だと明日の朝5:30しか取れないらしい。宿とか何も考えてないけどとりあえず翌朝の5:30の便で押さえてもらうことに。
「30分後に戻ってきて。それまでにホテルでも探しておいて」
と言われ、周辺のホテルを当たってみたけど1500〜2000ルピーとどこも高めなので「駅前で野宿かな」なんて言いながら駅前で座っていると、ツーリストオフィスのおじさんが来て
「ホテルは見つけたのか??」(おじさん)
「いや、駅で寝るよ」(私達)
「なんで!?」(おじさん)
「お金節約せなあかんねん」(私達)
「いやいや、ホテルどうにかしたるからとりあえず来い」(おじさん)
と言われ、レストランに連れて行かれて
「これ返すからこれでホテル泊まりや」(おじさん)
とおそらくおじさんの売上であるお金を差し出された
「いやいや、おじさんの仕事やからそれは受け取れんで」(私達)
と断るものの、おじさんも
「いやいやこれで。。。」(おじさん)
となかなか引かない
「インド人って優しいんや」(心の声)
とシミジミしました。
最終的に受け取らずに、教えてもらった駅にあるエアコン付きのラウンジで寝ることに。(翌々調べてみると、少し手数料が高めだったのでもらってもよかったのかも?)でも「インドに行ったら騙されないように気をつけろ」とか騙される話ばかり聞いたり調べていたので、そういう人ばかりかと思いこんでいましたが、みんながみんなそういうわけではないんですね。優しい人もいるのか。
勘違いしてみんな悪い人かと思ってました。
ってことで翌日初のチケットをゲットして待合室のベンチで貴重品が入ったカバンを枕にして眠りについたのでした。
世界一周:114日目(インド:8ヶ国)
<通貨>
ネパール:ルピー(100円=約66.5ルピー)
<移動手段>
徒歩、バス
<宿泊>
「駅のベンチ」無料