海外旅行中、荷物を軽量化するためには着替えの枚数を減らさなければいけません。多くのバックパッカーは3日ぶんくらいの着替えを持って旅をしています。そのため毎日洗濯が必要になってきます。
今回は手洗いでの洗濯についてバックパッカーがどのように洗濯をしているのか、どんな道具を使っているのかを紹介します。
(写真)ナゴルノカラバフでの洗濯物を干している様子
私が実際に行っている洗濯方法を紹介します。
手洗い洗濯方法
洗い・すすぎ
私たちは「The Scrubba™ wash bag(スクラバ ウォッシュバッグ)」を使っています。旅行用の洗濯バッグです。これを使えば夏場なら一日ぶんの洗濯物は一回で済ます事ができます。冬場はフリースや長ズボンになって嵩張るので数回に分ける必要があります。妻と二人で旅をしていましたが、夏場は二人分も一回で洗ってました。
使い方はこの袋に書かれている通り。
①洗濯物、水をいれる
②蓋を閉める
③余分な空気を抜く
④ゴシゴシと洗う
⑤水を入れ替えてすすぐ
⑥乾かす
という流れで洗濯します。袋の中にはイボイボがついているので多少汚れが落ちやすい構造になっていますが、効いてるのかどうかは謎。。。また洗う時に洗剤に触れずに洗う事ができるので手に優しいです。
トップの部分は少し硬いゴムがついています。
ロールすることでゴシゴシしてる感も水が漏れないようになっています。
蓋を閉めた後空気を抜く栓はこれ
ここから空気を抜いてゴシゴシすることでしっかりと洗えます。
側面は透明で中が見えるんですが、実際洗ってみると洗濯物ってこんなに汚れてたのか・・・と驚くくらい水が黒くなってるのか見えますよ。このバックを使って毎日洗濯物をしていますが特に問題なく使えています。耐久性も良さそうです。
メリット:洗剤に手を浸けずにしっかり洗える・使用水量を減らせる
デメリット:値段が高い・少量でしか洗えない
<その他の洗濯方法>
上記の方法で洗っていましたが他にもいろんな洗濯方法があります。
・洗面台でそのまま洗う
メリット:軽量・低コスト デメリット:洗面台の栓が必要、周りを水浸しにする可能性がある、汚い、洗剤に手を浸けなければいけない
・スーパーのビニール袋で洗う
メリット:軽量・低コスト デメリット:耐久性がない、洗剤に手を浸けなければいけない
・防水バッグで洗う
メリット:低コストで洗剤に手を浸けずに洗える デメリット:ブツブツがないのでしっかりとは洗えない
・「釣り用のバケツ」や「キャンプ用のバケツ」で洗う
メリット:軽量・低コスト デメリット:洗剤に手を浸けなければいけない
どの方法も一長一短ですが個人的にオススメはバケツですね。ガッツリ洗えるし軽いし安いです。と言いながら私は購入してしまったので「The Scrubba™ wash bag(スクラバ ウォッシュバッグ)」使ってますけどね。
脱水
脱水は選択する衣類の素材によって方法が変わります。私たちは旅用の服として割り切っていたのでガッツリ雑巾絞りをしていました。しかし絞るだけではまだまだ水を含んでいる状態なので絞った後にさらに乾いたタオルで包んで絞ります。これを行えばそこそこ脱水できますよ。
<デリケートな素材の服の場合>
雑巾絞りでは痛んでしまうのであればある程度たたんで押し潰すような形で絞るのが良いでしょう。そして乾いたタオルに包んでもう一度絞ればしっかりと脱水できます。
私たちは旅に「速乾タオル(スポーツ用)」を持って行ってましたが、脱水をしっかりしたい場合は「セームタオル(水泳用)」を使えばもっと吸水してくれます。
乾燥
<干す場所がある場合>
指定された場所で干しましょう。しかし洗濯バサミがない事が多いので洗濯バサミを用意しておくと便利です。よくあるプラスチックの洗濯バサミは壊れやすいので個人的にはメタルの物がオススメですよ。下の写真右側の洗濯バサミはアフリカで購入した洗濯バサミ。これもなかなかいいです。
<干す場所がない場合>
部屋や自分のベットにロープを張って干します。そのためロープやひっかけるためのS字フックがあると便利です。
紐は普通の物ではなくてひっかける部分がたくさんある物がオススメです。100円均一で見つけられますよ。
ロープの長さ調整しやすいし、風が吹いている場所で使う場合はハンガーを穴の部分にひっかけれハンガーの位置がずれなくて便利です。よくひっかける場所はカーテンレールです。あと細い紐を入れておけばいろんな場所にロープをひっかける事ができます。下の写真のような場所も使えます。
どうやってロープを張るのかは頑張って考えましょう。※部屋の備品を壊さないように!
エアコンの効いた部屋であれば夜干して翌日には乾いていますが、エアコンがない場合なかなか乾かない事があります。その場合はファンの下に干すなど工夫が必要になってきます。一番早い方法はこれ
扇風機に付けるとかなり早いです。でも・・・上手く取り付けないと扇風機を壊してしまうので気をつけましょう。
もし中途半端に乾いてる状態で洗濯物をしまってしまうと生乾きで臭くなってしまうので、気持ち悪いですが着ちゃいましょう。これは最終手段ですがすぐに乾きますよ。ハンガーは無くてもいいですが、あったらあったで便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか??手洗い洗濯は大変ですが、毎日やってると慣れてきますよ。もうこればっかりは頑張るしかないです!
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