私たちの世界一周アフリカの旅はコロナウイルスによる影響が出てきたので一旦ストップ。タンザニアのザンジバルで自主待機生活を初めました。約1ヶ月が経ってどうなったのか、現状と気持ちの変化とこれからの事について書いていきます。
(写真)パジェビーチにて
前回書いた記事「世界一周とコロナウイルス」でアフリカ自主待機生活が始まった経緯を書いています。
前回の記事:世界一周とコロナウイルス
私たちは2020/3/14にタンザニアに入国して2020/3/22にザンジバル島へ渡りました。そこから自主待機生活1ヶ月が始まりました。と言っても現在私たちの滞在するザンジバルのパジェでは特に生活に制限はありません。しかしタンザニアのダルエスサラムという都市部では日本と同じようにトイレットペーパーの買い占めなんかもあったようです。
タンザニアの状況
タンザニアでのコロナウイルスに関する動き
2020/3/16 初の新型コロナ感染者の確認
2020/3/18 大学を含め全ての教育機関を閉校(30日間)
2020/3/21 ザンジバル空港のインバウンド便受け入れ停止・ザンジバル島内ホテル478軒閉鎖
2020/3/22 大統領による新型コロナウイルス対策措置の発表
2020/3/23 海外からの全ての入国者を14日間強制隔離措置が開始される
2020/3/28 ザンジバルへの入国禁止(海外からの渡航者)
2020/3/31 タンザニアにて初の死亡者
2020/4/11 すべての定期・不定期の国際旅客便を停止(タンザニア航空当局より)
2020/4/14 教育機関を政府の発表があるまで引き続き閉校
2020/4/20 マスク着用の要請
2020/4/28 現在タンザニアの感染者数は306名(ザンジバルでは105名)
初の新型コロナ感染者が出てから約1ヶ月半ほどで306名で現在の日本の感染者数と比べると少ない状況です。初期の段階では海外からタンザニアに入国した人の感染が多かったのですが、海外に滞在歴が無い人にも感染が広がっている状況です。上の日付を確認するとタンザニアでは初の感染者確認から数日で大学を含む全ての学校は休校になり不要不急の集会やイベントの中止措置が行われました。1週間後には国外からの入国者に対して14日間の強制隔離措置等も出されていて対策は早くから行っていた印象でした。現地の雰囲気はどんな感じだったかというと・・・
実際の現地の状況
多くのレストランやスーパー等のお店の前には手洗い用の水が入れられたタンクと洗剤が用意されています。初の感染者が出た時からマスクをつける人は出てきたのですが、暑いし普段からつけることが無くて慣れないのか、結局おでこや顎にマスクを着けてたりとこの辺りは徹底できていないようです。タンザニア国内の長距離移動は飛行機かバスか電車です。その車内は何か対策をしているのかと言うと、私たちが乗った電車では乗車の際に手のアルコール消毒をする程度で車内は満席(120%乗車の密です)でした。マスクを着けているのは私たちと数名です。(マスク着けてる意味が無い)ザンジバル内で走っているバスは特に対策はありません。マイクロバスで人が集まれば出発するような感じで詰め込めるだけ詰め込んで密の状態で出発します。私たちを見て布で口を覆う人はいました。
まぁ現地の状況はまぁそんなもんだろうなという感じで受け止めていたんですがタンザニアのマグフリ大統領が発言した内容がヤバかった・・・
「神に祈りましょう」←ここまでは良い。ここからが問題→「コロナウイルスは教会で生き残ることはできない」などと発言をはじめたのです。
その間タンザニアの周辺の国々ではロックダウンの措置を行うなどの対策が行われているのにもかかわらずこの発言はヤバイ。。。一応集会やイベントは禁止されているはずなんですがこの発言。。。そしてタンザニアの政策としてはコロナウイルスの対策をするけど経済を回すために経済活動を止めないという選択肢を選んだようです。これは切実な問題で経済活動を止めてしまうようなロックダウンをすることで貧しい人にとっては生きる事が難しくなる可能性もあるんだと思います。
私たちの滞在しているパジェはどうなのかと言うと、パジェがあるKusiniと言うエリアでは現在(2020/4/24)5名の感染者が出ています。しかし街中を歩いている現地の人は特にマスクも付けていません。店先には手洗い用のタンクは置いてて手はそこそこ洗っているようですが、ソーシャルディスタンス等もあまり気にしていないようで街の人たちは道端で座って井戸端会議をしています。まぁよくある日常の風景なんですけど。子供達も休校になっているおかげで集まって遊んでいるような状況で危機感はありません。パジェはリゾート地で多くのホテルやゲストハウスがある場所なんですが観光客は現時点でほぼいません。(オフシーズンということもありますが)現地の人が漁に出たり、カイトサーフィンをしている姿をビーチでは見られますが観光業では全く稼げない状況です。
1ヶ月何をしていたのか?
ザンジバルに到着した初めの頃はイルカと泳ぐツアーに参加したり、レッドコロブスという猿を見に行ったり、自転車を借りてサイクリングしてみたりと楽しんでいました。
(写真)野生のイルカを近くでみる事ができます。
(写真)ザンジバルでしかみることのできない猿「レッドコロブス」
(写真)マングローブの森
(写真)海に浮かぶレストラン「The Rock」
しかしザンジバルにも感染者が増えてきたということもあって街から出ることを止めました。特にロックダウンや自粛要請があるわけではありません。かと言って状況的には日本も感染者数が増えている状況だったので帰国するのも微妙な状況で様子を見ていました。
滞在している宿の出入りは最初到着した時に3人ほどの欧米人が泊まっていましたが、彼らはキャンセル便が出始めた中でも帰国しようとして宿を出ていきました。その後中国人が二人やってきたりと4月初めは出入りがありましたが、その後宿泊しているのは私たちだけの状態。観光客はほぼいません(私たちのような人はいるかも?)
街から出なくなってからはブログを書いたり、宿の犬や猫と戯れたり、ビーチに出て泳いだり、散歩したりするぐらい。

(写真)宿の猫シンバ

(写真)宿の犬ボンゲ
私たちがこの宿に泊まり始めた頃にやってきたこの2匹はまだ子供で日々成長を見ていて癒されました。今後は宿のアイドルとして成長していくでしょう。
宿泊中のゲストハウスは「Hakuna Matata Guest House」です。とても安く泊まれてキッチンも付いてるし快適に過ごさせてもらっています。
最初にも書きましたが生活に制限はありません。もちろん野菜や肉や魚を売ってるお店も開いてるし、レストランも営業しています。

(写真)魚屋さん

(写真)魚屋さんで内臓取ってカットしてもらっている様子
しかし・・・ラマダンと呼ばれるイスラム教の1ヶ月断食イベントが4/25から始まりレストランは日中営業しなくなりました。まぁ自炊してるから問題ないんですけど、気軽におやつ(チャパティとか魚のフライ)を買えなくなりました。残念。
1ヶ月が経ってわかった事と気持ちの変化
わかった事は。。。この先の見通しが全くつかないという事。(1ヶ月前もそうでしたけど)
日本では1月にコロナウイルス感染者が出始めて4ヶ月経った現在(2020/4/28)13422人を超える感染者が出ています。あと2ヶ月後(感染者が出てから半年後)に感染者が減って元の生活に戻れるのかというと、なんとも言えない状況になってきました。この状況を見ていると感染するタイミングが遅かったタンザニアやアフリカの国々ではこれから感染拡大する上に医療体制が整っていない事もあってさらに状況が悪化する恐れが見えてきました。年内は厳しいような気がします。
そのため帰国できるタイミングがあれば帰国しようという決断に至りました。
最後の望み
タンザニアから日本へ帰国するための便は4月中頃になくなり、チェックしていた5月のフライトも軒並みキャンセルになってもう自力での帰国が難しい状況になりました。そんな中、在タンザニア日本大使館より電話がありチャーター便の話をいただきました。現状日本人の帰国希望者が少ない事からタンザニアに滞在している他国の人との乗り合いでチャータ便を調整しているそうです。まだ確定ではありませんが上手くいけば5月初めには日本に帰国することになりそうです。
まとめ
ということでこの1ヶ月のタンザニアの様子をざっくりとお伝えしました。
まだ帰国が確定したわけではありませんが帰国後は14日間の待機も行ってから帰る予定です。
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