ついに日本に帰国です。しかし・・・地元の関西には帰る事ができないのでしばらく東京での自粛生活です。
前夜チャーター便でタンザニアからドーハへとやってきました。今日はドーハから日本へ向けて最後のフライトです。
ガラガラの空港より飛行機に乗り込むと客室員が日本語を喋っている事に違和感を感じました(日本人の乗務員さんがいました)
タンザニアからの便と同様でこちらの機内も広くて快適。そして日本へ向かうお客さんは少なくて三席に一人ぐらいの乗車率でした。
2:08出発
出発してしばらくすると書類が渡されました。
渡された書類は三種類
「質問表」、「入国される方へ検疫所よりお知らせ」、「携行品・別送品申告書」
コロナウイルス に関する書類については
「質問表」、「入国される方へ検疫所よりお知らせ」で「質問表」の記入内容は渡航先、体調、帰国後の滞在先や連絡先、「入国される方へ検疫所よりお知らせ」は日本での待機場所、滞在期間の確認でした。
新型コロナウイルスにより帰国の際にしなければいけない事は過去 14 日以内の滞在歴によって変わります。
過去 14 日以内に「入国制限対象地域」に滞在歴のある場合は全員にPCR検査が実施。そして検査結果が出るまで、自宅等、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で、待機しなければなりません。
詳細は厚生労働省から出ています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html
帰国後の流れは
対象国の場合
・PCR検査を受ける
・指定された場所から14日間外出禁止
・公共交通機関を使用しない事
対象国以外の場合
・指定された場所から14日間外出禁止
・公共交通機関を使用しない事
とPCR検査を受けるか受けないかの違いだけ。しかしPCR検査を受ける場合は結果が出るまで自宅か空港の近くのホテルに泊まる必要があります。在タンザニア大使館側からは「帰国後PCR検査は受ける」ような感じで話されていましたが、ネットの情報では必要なさそう。。。という事もあってPCR検査を受ける場合を想定して到着日のホテルは取らずにいましたが結果としてタンザニアは対象国ではないので日本に入国する際はPCR検査を受ける必要はありませんでした。
でも・・・搭乗した飛行機にはPCR検査が必要となる対象国から来ている人もいるようだったので(機内でのアナウンスで「対象国の方は」的な感じで言われていたのを聞いただけで、実際はわかりません)、この対応ってどうなんだろう??とちょっと疑問には思いました。同じ機内にいる対象外の人も機内で感染する可能性もあるし。。。まぁ感染してすぐは陽性反応が出ない事もあるんだと思いますが。まぁ帰国後14日間の外出禁止で海外からの持ち込みによる感染拡大は阻止できるということかな??それなら別に帰国者に対するスクリーニングのみで対象国全員にPCR検査を受けさせる必要はないのでは??と思ったりします。
まぁややこしい事はおいといて・・・
書類を書いてからまた機内食のディナーです。
もうすでに時間は3時ですけど。。。豆ご飯とチキン、サラダ、チョコムースそしてゴディバ!こんなに食べれるなんて幸せ〜なんて思っていると
外は明るくなってきた。日が上る方向に向かって進んでいるので時間感覚がおかしくなってきた。そしてなぜか眠れずそのまま映画をまた見出して気がついたら朝6時(タンザニア時間)。。。やばい、寝るタイミングがおかしくなってる。とりあえず少し横になって寝ました。初めて飛行機で3列使って寝たけどなかなか寝心地良いですね。
朝食は11:00(タンザニア時間)、日本時間は17:00。なぜか日本語で書かれたメモを渡してもらった。わかりやすいけど結局・・・チキンで。
フルーツもついてて朝食もおいしくいただきました。食事を済ますと日本が見えてきた。
能登半島も綺麗に見えた。ようやく日本に変えてきたんだな〜としみじみ。
そして日本海側にあるまだ雪がかぶっている山々も見えてきた
これは妙高山かな??まだまだ標高の高い山には雪が乗ってる
日本に入ってからずっと外を眺めていました。本当に帰ってきちゃったんだなとしみじみ。。。
18時 成田到着
到着後、機内から出国した国ごとに分けられて順番に機内から降りた。タンザニアからの乗客は最初でした。
機内から出て動く歩道のある通路の脇に間隔をあけて置かれたパイプ椅子に一旦座って検疫についての説明後順番に検疫へと向かいました。
検疫所の前にもパイプ椅子が並べられていて順番に呼ばれてスタッフによる書類のチェックを行います。
結構細かくチェックされていました。宿泊場所の確認、宿泊場所への行き方、連絡先等。そして最後に要請書にサインをして終了。
要請書はこれ
入国について調べていた時はもっと厳しい書き方の書類が出ていたようなので少し緩和されたような内容でした。
ってことで無事日本に帰ってきました。空港は飛んでくる飛行機も少なくてガランとしています。
誰もいません。。。
日本に帰ってきたけど。。。お迎えなんてないし公共交通機関も使えない。今日の宿も予約してないしここから・・・どうしよ。
まさか日本に帰国してから途方に暮れるとは思ってもなかった。
成田空港周辺のホテルまでは無料の巡回バスが走っているので指定されたホテルに宿泊はできる。しかしざっと見たところ安くて一泊4500円ほど。高くはないけども高い。ってことで明日から14日間待機する予定だったAirbnbの部屋の管理人に「今日から行ける??」と聞いてみるとすぐに返事をくれて行けるとのこと。
「よし!じゃぁすぐにレンタカー借りるぞ!!」とレンタカー借りに行くと・・・
乗り捨てな上に、乗り捨て場所の営業所が到着時には閉店してしまうので返却は翌日。。。ということはコインパーキングかなんかに止めとかないといけない。しかも。。。軽自動車 & 都内乗り捨てで料金は15000円ほど(たった2時間くらい借りるだけなのに・・・)。さらに保険もかかって・・・高っ!!やってられんな。
ちょっと作戦会議や・・・
・近くのホテルは高いけど泊まって翌日出直してレンタカーを借りる
・電車に乗る(いきなり要請を無視??)
ん〜どうする??と悩んでいると、たまたま隣にいたおじさんはすでにレンタカーを借りていたらしく「どこまで行くの??」と聞かれたので「〇〇までです」(14日間滞在するので一応伏せておきます)と伝えるとなんとおじさんはなんと隣街まで。おぉこれはチャンス!!「お金出すんでシェアしてもらえますか??」と聞くと。。。
「運転手してくれるならお金はいいよ」(おじさん)
「えぇ!!全然します!!」(私)
「1年4ヶ月車運転してないけど大丈夫かな・・・」(心の声)
ということで太っ腹なおじさんとご一緒させてもらって移動することに。
と言っても・・・車の運転は1年4ヶ月ぶり。大丈夫か??しかも首都高!!と最初はヒヤヒヤでしたがまぁすぐ慣れました。
日本の道路は綺麗に整備されてるし、みんなルールに従って走ってるし運転しやすい。何も心配は入りませんでした。車内ではおじさんと色々話をしていたけど、おじさんはタンザニアに家を持っていて、冬季はタンザニアに行って過ごしているそうです。いつかそういう生活もしてみたいと思っていたので良い話を聞く事ができました。晩飯を食べていなかったので松屋でテイクアウトしました。
14日間外出禁止だけど。。。食料の調達はどうしても外出しなければいけないと思います。ネットで色々調べていると成田空港の近くに滞在している人もコンビニなどで食料を調達しているようです。
そして14日間滞在予定のマンションに到着。すると本当におじさんの家から近かったらしく「また落ち着いたらご飯でも行きましょ〜!!」とおじさんと連絡先を交換してお別れしました。最後の最後まで素敵な出会いに感謝です。
って事で14日間滞在するマンションに到着したわけですが。私たちの地元は関西で公共交通機関が使えないということで都内で過ごすことに決めました。
そして私たちが14日間お世話になる部屋
キチキチに詰め込まれたダブルベット二台
キチキチに詰め込まれたキッチン
お風呂、洗面台はまぁまぁ。
こちらの部屋はポストに鍵が入れられていたので誰にも会うことなくチェックインできました。普通のマンションの一室です。なんだか夫婦二人で新しい生活を始めるようで少し楽しみです。ベランダからはスカイツリーもチラッと見えます。
そして今日の晩御飯はこちら
一口食べて二人で笑顔に。
旅に出てから海外の食事が自分には合わないとかそういう事はほぼなかったけどやっぱり日本人は日本の食事が合うんだなと思った瞬間でした。
そして久しぶりのお風呂。風呂はいつぶりだろう。。。トルコで温泉に入って以来かな?となると4ヶ月ぶりくらい??やっぱり湯船につかるのは幸せですね。疲れと汚れを落としてあったかいお布団で眠りにつきました。
明日から14日間の自粛生活が始まります。何しようかな。
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