プリーの街にやってきたが台風の被害は想像していたよりも大きな被害を受けていた
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朝目覚めると周りの客は誰もいない
静かな車内
サイクロンによる大きな被害を受けたこともあってかプリーまで来る乗客は少ない
ホームに降りるとすぐに被害の大きさを目の当たりにすることになった
駅のホームにあった屋根という屋根がすべて吹き飛んでいた
屋根を支えていたフレームもひん曲がり、電光掲示板はホーム転がっていた
駅を出て予約していたホテルへと向かう
露天が少し出ていて、街頭も電気がついていたが駅の近くには瓦礫が転がっていた
ヤシの木が台風の強さを物語っている
電気はどこも復旧してきてるのかと思っていたが予約していた宿に到着すると
スタッフ「部屋はない」
私「いやいやブッキングドットコムで予約したよ??」
と言ったものの電力供給がストップしていてオンライン予約の管理ができていないんだとか。仕方がないので別のホテルをあたろうとうろうろしていると、オートリキシャで走ってきた人がホテルをやってると言う。値段は500〜700ルピーで泊まれると言ってたので連れていってもらった。
電力供給がストップしているので、小型の発電機を置いている宿だった。部屋を確認してスタッフに値段を聞くと1500ルピー
話しが違うぞ??
連れてきてくれた人がホテルをやってるというのは嘘で、価格も勝手に彼らが言ったものだった。モメていると「寺院の方には安いホテルがあるぞ」とホテルのスタッフが教えてくれたり隣のホテルのスタッフは日本で働いていたらしく「日本人ならサンタナがいいぞ」と教えてくれたり優しい。インド人は基本的に優しい。
すると嘘をついていたリキシャーの運転手が「サンタナまで連れてくぞ!」とのことでサンタナまでの値段を交渉して30ルピーで行ってもらうことに。快調に走り出したがなんだか雰囲気がおかしい。いろんなホテルの人に「日本人日本人」と声をかけながら進んでいる。
運転手「ここがオールドサンタナだ!」
と言ってホテルに到着した
私「ここがサンタナか?」
とホテルのスタッフに聞くと
スタッフ「違う、あっちだ」
と。。。リクシャの運転手の言ってることはまったくの嘘ばかり。最終的に周りの人に聞きながら最終的にサンタナに到着した。
到着したサンタナの入り口には日本語で張り紙が出されていた。
「リキシャーワラの言うことは嘘です」
と書かれていた(笑)
でも最終的にそのままの値段で送ってくれて助かった。
しかし宿に到着したものの台風の影響で連絡はつかなかったしホームページを見てみると受付もしてなさそうだったので大丈夫か?と思ったがベルを鳴らすとスタッフが出てきて空き部屋もあり泊まることができた。助かった。。。
しかしここも台風の影響はあって停電は続いているため電気は発電機が動いてる時間しか使えないらしい。まぁ仕方ない。泊まれる場所が確保できるだけありがたい。今回も安いドミトリールームに泊まることに。
とりあえず漁村の方へ散歩へ
「ハロハロー」「こんにちわ〜」とみんな挨拶してくれる。しかし街には台風の被害があちこちに
屋根が飛ばされてしまったのかビニールシートで覆われていた
海の方へ出ようとすると「座って座って」と椅子に座らされ、とりあえず記念撮影。
人が集まってきて「名前は?」「どこから来たの?」とか「いつ日本に帰るの?」とかいろいろ話していると
チャイが出てきた。何も考えずに「ありがとう!」って飲んだけどなんか入ってたらやばかったかな??
チラチラっとサイクロンの被害にあったからお金をちょうだいと言われたが、僕らの持ってるお金はしれてるしそれで何か変わるかといったら一時的なしのぎにしかならないので、「チャイ代は払うよ」と10ルピーを渡そうとすると「ゲストだから!それはいらないよ」と言われた。
そして、気がついたら強制的に私たちを座らせたおじさんは、家の裏でトランプを楽しんでいた。
インド人の暖かさと気の散りやすさを感じたのでした。
その場を後にし、海へ出る
ここは漁が盛んな街ということもあって海岸には船がたくさん並んでいる。
まぁインドなのでお決まりの牛も
海は荒れている、波がかなり強くてのんびりと入れるようなもんではないのでさっと見てホテルに戻っていると
話しかけてきた人が
「僕もカメラ持ってるよ、キャノンのマーク4」
怪しい、流石に怪しい、そんなカメラを持ってる人がこんな場所でぷらっと出てくるわけないでしょと思っているとスマホで作品を見せてくれた。どうも本物のカメラマンらしく、ドローンやジンバルなど機材も色々持ってる。
しかもプレスの仕事もしているようでプレスのIDも持ってた。
本物だった(笑)
そしてここでは「Horkicks」という飲み物をいただいた。
インド人はもてなしの心があるんだね。
彼にこの後の旅の予定を話すと次の街「ヴィシャカーカトナム」に行く電車(ブバネーシュワル→ヴィシャカーカトナム)のチケットを彼も持ってた。まさかの同じ日だったのでびっくり!!
彼が「プリーから一緒に行って、途中のブバネーシュワルを案内するよ!」と言ってくれた
まぁいい人そうだったので信用して連絡先を交換。プリーを出発する日の朝に一緒に駅に向かおうと約束してお別れした。
宿周辺へと戻り「ジャガンナート寺院 Jagannath」へとオートリクシャ(100ルピー)で向かった。
ジャンガナート寺院近くに到着してまずは昼ごはん。なんとなく入った店はエアコンがガンガン効いていた。どうも電気が通ってるエリアと通っていないエリアがあって街の大通り沿いは電気がきているようだ。暑いのでAC付きの店はありがたい。とりあえずターリー(120ルピー)を注文。
ボリュームもあって美味しい。インドの飯はまずいと言う人がいるけどどこで食ってもうまい。
帰り際に店の写真を撮っているといつの間にか店員さんがポーズをとっている。店を出て寺へ向かっているとなにやら作業をしているようだったのでのぞいてみた。
木を切り出して何かを作っている。よく見ると車輪のようで、祭りの準備をしているらしい。6月末から7月にかけて行われる「ラタ・ヤートラ祭」という祭りが行われる際に大きなお神輿のようなものが出てくるのだがその一部らしい。すでに5月末だが間に合うのだろうか??
「ジャガンナート寺院」
寺院に到着したがヒンドゥー教徒でなければ内部に入ることはできない。そのため近くの図書館の屋上から見学できるようなので行ってみることに。図書館はジャガンナート寺院の向かいにある建物の上だ。
場所「RAGHUNANDAN LIBRARY」
図書館への入り口はここで階段を登っていくと図書館がある。
しかしサイクロンの影響で図書館はボロボロだった、ちょうど片付けていたようでスタッフがいてた。この図書館からは目の前の大きな通りが見える。
屋上からの見学は可能とのことでおじさんに頼んで屋上への階段を案内してもらうことに。図書館の扉も台風で壊れたんだろうか??
図書館の上の屋上へ階段を登って行く
鍵のかかった扉を開けて進むがおじさんは猿がいたら危ないからといってボディーガードをしてくれた
屋上に出ると
目の前に広がる大きなジャガンナート寺院
プリーのメイン通り「グランド通り」も見える。これだけと言えばこれだけだが入れないのでここから眺めるしか有りません。
おじさんと図書館とおじさんに250ルピーほどのチップを払ってその場を後にした。
ジャガンナート寺院の周りはぐるっと回れるようなのでとりあえず歩いてみることに。早速何かを発見。
屋台に売ってるかりんとうのようなお菓子、気になったので1つ買ってみた
1つ20ルピー。袋か何かに入れてもらえると思ったら・・・手渡し!!ベトベトやないかい!!まぁ素敵な店員さんだったので許す。
味はまぁカリカリの小麦でできたパイがシロップに浸っている、想像通りの味がした。甘いものが好きなら有りだと思う。
ぐるっと寺の周りを回ったところで何が見えるかと言うと何も見えない。真ん中の塔だけが見えるだけでした。また車輪を作っている姿を見て戻ります。
オートリキシャに乗って宿へと戻っているとこんなものが
え?信号の代わり??わかりやすいけど(笑)MOVEの看板を持ってこの人が四方の道に見せるだけなので、止まる場合の表示はなにもない。初めて通る道だったら信号無視してしまいそう・・・
宿へと戻り、まだ明るい時間だったので海の方へ散歩
砂浜ではビーチバレーをする人々や少年たちが遊んでいた。
めちゃめちゃ楽しそうに船から飛び降りているが
結構高いぞ。。。
写真を撮っていると人が集まってくる。
俺たちを撮ってくれ!!と撮ってあげたけど後ろからこんにちわしてる。
とりあえず撮られたい人はたちが集まってくる。
もう収集がつかない(笑)
そしてたまに「金くれ」と行ってくる。でもフレンドリーな子供達で悪意を感じない。いい雰囲気の場所だった。
晩御飯はサンタナでカルボナーラ
インドでカルボナーラなんか食べることないから嬉しい。サンタナのご飯はインド人が作ってるけどインドっぽくないのが面白い。
そして夜。宿は停電していて、ドミトリールームのファンが回らない。暑くて部屋では寝れないのでみんな屋上で寝てるらしい。
宿にあるヨガマットを借りて屋上で寝るのはいいんだが、蚊がめちゃくちゃ多くて気がついたらめった刺し・・・でも星空を眺めながら寝れるのはなかなかいいな。
でも結構ガスってるし電気が通ってる場所の街明かりが明るいな。。。
明日は世界遺産「スーリヤ寺院」へ行きます!
世界一周:129日目(インド:8ヶ国)
<通貨>
インド:ルピー(100円=約66.5ルピー)
<移動手段><宿泊>
「サンタナ プリー 」
URL https://indiasantana.net/lodge/
300ルピー(約440円)/ドミトリー、朝食付き
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